健康食品原料のソーシング、輸出入、販売、コンサルティング

ブラックチアシードとホワイトチアシードの学名はいずれも “Salvia hispanica L.” で同じ品種です。またホワイトといっても完全な白色ではなく、灰色や褐色に近い色です。

• ブラックチアシードとホワイトチアシードは、ともに昔から存在していて、ホワイトチアシードから育ったものは白い種子をつけ、ブラックチアシードから育ったものは黒い種子をつけます。
• ホワイトチアシードはブラックチアシードから取り分けられている訳ではなく、それぞれが全く別の農地で栽培されています。
• 一般的にホワイトチアシードの方が栽培条件が難しく、ブラックチアシードに比べて供給量が少ないと言われています。
• ブラックチアシードとホワイトチアシードでは、一般的に栄養価に差はありません（産地によって同じ色でも栄養価は若干変わりえます）。

AcanChia™ ホワイトチアシード

• チアシードは重量の約 1 / 3 が脂質です。その脂質の約 70 % は α-リノレン酸であり、植物由来のオメガ 3 脂肪酸を豊富に含んでいます。さらに食物繊維、各種ビタミン・ミネラルやクロロゲン酸など天然の抗酸化物質も含まれています。これらの成分は成人の健康を増進するものと考えられています。
• スポーツニュートリションとして、エネルギーや持久力に働きかけ、アスリートの肉体的・精神的な強化をサポートします。
• 必須脂肪酸であるオメガ 3 脂肪酸は体内で吸収されやすく、これを豊富に含むチアシードは「天然のパワフルスーパーフード」と呼ばれています。
• 20 % 前後含まれている植物由来のタンパク質はバランスの取れた必須アミノ酸を供給し、他の栄養素と共に低脂肪の筋肉形成を促し、運動能力の向上が期待できます。
• クロロゲン酸などの抗酸化物質の ORAC 値(活性酸素吸収能力値)は 10,250 / 100 g と非常に高く、ブルーベリーの約 5 倍です。抗酸化物質はフリーラジカルを抑制し、運動中の酸素ストレスを軽減します。

特徴

選別処理で純度 99.9 % を実現

AcanChia™は、産地である南米で収穫したチアシードをドイツ AcanChia 社の設備で化学的処理を一切行わずに、純度 99.9 % まで精製しています^※1。

グルテンフリー、ラクトースフリー、アレルゲンフリー

低糖度、低ナトリウム、高食物繊維

オメガ 3 脂肪酸（ α-リノレン酸）の規格（ 15 ～ 25 ％ ）を設定

生産農家までのトレーサビリティを確保

AcanChia 社ではロット番号から原産国（ボリビア）の農家までのトレースが可能となっています。さらに AcanChia 社では、南米に社員を常駐させ、農家や集荷業者との交渉や栽培のモニタリングを行っています。

安定した供給量を確保

AcanChia 社では南米 4 か国に供給農家を確保しているため、各地域での収穫時期が春から秋に渡り、供給量が安定しています。

安全性

EU 法規に従いノベルフードとして認定

チアシードは、伝統的な食品として中南米で 5,500 年以上も食されています。AcanChia™は 2014 年 3 月に EFSA より NovelFood Notification を取得しました。

蒸気殺菌処理を行い菌数規格を設定

ドイツ蒸気殺菌工場で蒸気殺菌を行っております。その結果、[一般生菌数 < 3,000 / g、大腸菌群 陰性]などの 菌数規格を AcanChia™には設けています。

農薬およびアフラトキシンの検査を全ロットで実施

全ロット^※2に対し 500 種以上の農薬及びアフラトキシンの検査をドイツ検査機関で行い問題がないことを確認した上で、日本に輸出しています。

1. 0.1 % までは主に原料に由来する夾雑物
2. 1 ロットは農家からの集荷単位となります。