CoreBlast5

「差別化プロテイン®」LDIQKペプチドを規格化した加水分解プロテイン

CoreBlast5 とは

CoreBlast5 とは、濃縮ホエイプロテイン(WPC) を酵素で加水分解した低分子型ホエイプロテインで、通常のホエイプロテインには含まれない、運動パフォーマンスの向上、筋肉量の増加、筋肉合成促進、筋肉委縮抑制に寄与する LDIQK ペプチドを含有するのが特徴です。

更に成長ホルモン分泌 & 骨形成促進効果も有することから、スポーツニュートリション、サルコペニア対策、子供の成長サポートなどの商品を強力にサポートします。

また、CoreBlast5 は、下記の通り韓国食品医薬品安全処より個別認定型健康機能食品の認定も受け、日本と韓国で特許も取得しております。

原材料名:
低分子乳清タンパク加水分解物
認定番号:
第 2023-22 号( 2023 年 7 月 24 日)
業者名:
株式会社 Neo Cremar イクサン工場
機能性内容:
筋肉改善をサポートし得る
一日摂取量:
低分子乳清タンパク加水分解物として 6g/日
特許番号(日本):第7462983号
特許番号(韓国):第10-2432193号
「乳清タンパク加水分解物を有効成分として含有する筋減少症の改善、予防または治療用調整物」

CoreBlast5 の筋力改善効果( in vivo )

試験概要

マウスを正常群、IM(immobilization)群、CoreBlast5 投与 400 mg/kg 群、800 mg/kg 群、1,200 mg/kg 群の5群(各群 n=8 )に分け、マウスの足を固定化(immobilization)し、筋力を落とした状態で、CoreBlast􏚶 投与が、グリップ強度、筋肉量、筋肉合成及び筋肉萎縮因子にどのような効果を示すか評価しました。

グリップ強度

CoreBlast5 は、IM 群に対して投与 2 週後に有意にグリップ強度を高めました。

グリップ強度

グリップ強度グラフ

筋肉量

CoreBlast5 は、IM 群に対して投与量依存的に大腿四頭筋、腓腹筋、ヒラメ筋の重量を有意に増やしました。

体重当たりの大腿四頭筋量

体重当たりの大腿四頭筋量グラフ

体重当たりの腓腹筋量

体重当たりの腓腹筋量グラフ

体重当たりヒラメ筋量

体重当たりヒラメ筋量
凡例等

筋肉合成及び筋肉萎縮因子(メカニズム)

CoreBlast5 は、IM 群に対して投与量依存的に筋肉合成関連因子のタンパク質量を増やし、筋肉萎縮関連因子のタンパク質量を減らしました。また、別試験によりこれらの効果は、CoreBlast5 に含まれる LDIQK ペプチドが関与していることも示唆されています。これら筋肉合成及び筋肉萎縮因子の増減によるメカニズムにより、筋肉量が増加し、グリップ強度が高まったと考えられます。

筋肉合成関連因子の相対的タンパク質量

筋肉合成関連因子の相対的タンパク質量グラフ

筋肉萎縮関連因子の相対的タンパク質量

筋肉萎縮関連因子の相対的タンパク質量グラフ

出典:Nutrients 2020, 12, 3362; doi:10.3390/nu12113362

CoreBlast5 の成長ホルモン分泌 & 骨形成促進効果(in vivo)

試験方法

4 週齢の Sprague-Dawley オスラット(n = 24)

群分け
  • 対象群
  • WPC:ホエイプロテイン[600 mg/kg/日]摂取群
  • CoreBlast5 300:CoreBlast5[300 mg/kg/日]摂取群
  • CoreBlast5 600:CoreBlast5[600 mg/kg/日]摂取群

下記のように対象群に比べて、CoreBlast5 摂取群で成長ホルモン IGF-1 の増加、成長板及び脛骨の伸長が確認されました。また、in vitro 試験により、CoreBlast5 は、骨形成において重要な ALP、BMP-2、BSP などのタンパク質発現量を増やし、骨芽細胞のカルシウム蓄積量を増やすことも確認されおります。

このように CoreBlast5 は、筋肉だけでなく成長ホルモン分泌作用 & 骨形成促進効果もあることから、子供向けの商品にもお勧めです。

脛骨

IGF-1 血中濃度

脛骨の長さ

成長板の長さ

* p < 0.05, ** p < 0.01, *** p < 0.001 vs 対象群

出典:Food Funct.,2021,12,5109–5117

CoreBlast5 の筋力改善効果(ヒト臨床試験)

試験デザイン

  • ランダム化、二重盲検、プラセボ対照比較でのヒト臨床試験
  • 満 50 歳以上の韓国人成人男女 → 対照群 43 人、試験群 44 人
  • CoreBlast5:6g/ 日、12 週間摂取
  • Biodex System Pro4により、筋力の指標として
  • 最大トルク(回転力)、平均パワーを測定

20 kg 体重の子供では 3 g/ 日に相当

結果 ベースラインからの差
対象群
(n = 43)
CoreBlast5
(n = 44)
対象群
(n = 43)
CoreBlast5
(n = 44)
群間有意差 p 値
最大トルク
(Nm)
伸展 0 wk 97.37 ± 30.43 92.88 ± 27.00
12 wk 97.78 ± 29.63 95.96 ± 26.57 0.41 ± 11.24 3.09 ± 12.46 0.296
0 wk 98.78 ± 30.59 92.47 ± 25.92
12 wk 99.98 ± 28.15 98.73 ± 27.03 1.20 ± 9.79 6.26 ± 10.64* 0.024
屈曲 0 wk 43.78 ± 13.93 43.21 ± 13.03
12 wk 46.99 ± 14.68 47.05 ± 13.43 3.20 ± 7.85* 3.83 ± 8.92* 0.729
0 wk 45.67 ± 14.29 41.48 ± 12.20
12 wk 48.54 ± 13.62 47.56 ± 12.82 2.87 ± 6.94* 6.09 ± 8.16* 0.051
平均パワー
(W)
伸展 0 wk 55.11 ± 16.24 52.38 ± 12.50
12 wk 56.64 ± 16.39 55.92 ± 14.52 1.53 ± 6.81 3.54 ± 7.18* 0.184
0 wk 56.38 ± 16.49 53.92 ± 13.51
12 wk 57.51 ± 16.14 57.24 ± 14.36 1.12 ± 7.61 3.31 ± 7.38* 0.176
屈曲 0 wk 23.50 ± 7.36 22.88 ± 7.68
12 wk 26.69 ± 9.66 25.99 ± 8.09 3.20 ± 6.07* 3.12 ± 5.36* 0.949
0 wk 26.50 ± 8.90 23.31 ± 7.26
12 wk 28.77 ± 9.13 28.14 ± 8.13 2.27 ± 6.03* 4.83 ± 5.50* 0.042

*群内における有意差(p < 0.05)

CoreBlast5 摂取により群内の有意差を伴った改善が、8 つの項目中、7 つで確認され、更に最大トルク(伸展・右)及び平均パワー(屈曲・右)においては、群間有意差を伴っての改善が確認されました。また、この時、健康被害は報告されておらず安全性も確認されました。

アプリケーションに関して

本原料は、スポーツニュートリションやサルコペニア対策などで、錠剤、ハード & ソフトカプセル、飲料、 一般食品などに幅広くお使いいただけます。右記は海外で販売されている商品の一例になります。

海外で販売されている商品の一例

規格

項目規格値
商品名加水分解ホエイプロテイン
(CoreBlast5)
性状淡黄色~茶色の粉末
水分8.0 % 以下
タンパク質60 % 以上
LDIQK ペプチド8.0 mg/g 以上
一般生菌数3,000 CFU/g 以下
大腸菌陰性 MPN/
ヒ素2.0 ppm 以下
3.0 ppm 以下
アレルギー表示
乳、大豆(推奨)
推奨量
2 ~ 6 g/日
荷姿
15 kg 入り紙バッグ
原材料表示例
ホエイプロテイン加水分解物
賞味期限
製造日より 3 年