[差別化乳酸菌]Pylopass™

胃で働くラクトバチルス・ロイテリ

Pylopass™

Pylopass™ とは

Pylopass™ は、ドイツ Organobalance 社が開発した Lactobacillus reuteri DSM 17648 (ドイツ微生物集 www.dsmz.de に登録済) から発酵によって得られた乳酸菌末(死菌)です。

Pylopass

Pylopass™ には、胃の不調の原因となるヘリコバクター・ピロリ(H. ピロリ)量を減らすという他の乳酸菌にないユニークな特徴があり、特許も取得しております。

また、抗生物質のような副作用のリスクも無いので安心してお使い頂けます。

※Organobalance 社は現在Novozymes 社の一部となっています。

取得特許

Pylopass™ のH. ピロリ除去メカニズム

Pylopass™ は、H. ピロリの構造表面を認識することができ、共凝集を形成し、胃腸管を通じて生体外に除去することができます。一般的に、H.ピロリの除菌に使用される抗生物質は、正常な細菌叢のバランスを崩したり、吐き気、むかつき、消化不良、頭痛などの副作用のリスクを伴いますが、Pylopass™ はそのリスクがありません。

H.ピロリ + Pylopass → 共凝集
共凝集

Pylopass™ の効果

ヒト臨床試験①

被験者:
H. ピロリ陽性の大人 9 人(UBT > 4; 平均 UBT = 20)
摂取量:
Pylopass™ 400 mg / 日を 4 週間摂取
評価方法:
Pylopass™ 摂取前と摂取 4 週後の UBT(尿素呼気試験)値での比較

H. ピロリ量が 90 % の被験者で減り、根絶(UBT < 4)が 33 % の被験者で確認された。

ヒト臨床試験②

被験者:
H. ピロリ陽性の大人 30 人(UBT > 4; 平均 UBT = 20)
摂取量:
Pylopass™ 200 mg / 日を 4 週間摂取
評価方法:
Pylopass™ 摂取前と摂取 2 週後、4 週後の胃炎の症状に関するスコアの比較

Pylopass™ を摂取することで、胃炎に関連する症状の改善が確認された。加えて、2 週間摂取よりも 4 週間摂取の方が効果は高かった。

様々なヒト臨床試験

デザイン結果パブリッシュ
ドイツ
  • プラセボコントロール
  • 22 名の被験者
  • 200 mg / 日、2 週間
  • H. ピロリ の有意な減少
  • サプリメント摂取後、6 ヶ月経っても効果が見られた
Mehling and Busjahn 2013 掲載済
  • パイロットスタディ
  • 27 名の被験者
  • 200 mg / 日、2 週間
  • 菌株の選定、分析、安全性、H. ピロリの有意な減少
Holz et al. 2014 掲載済
中国
  • パイロットスタディ
  • 9 名の被験者
  • 400 mg / 日、4 週間
  • 90% の被験者で減少、33%の被験者で根絶
商品として申請登録
ルーマニア
  • マーケテイング用研究
  • 37 名の被験者
  • 150 mg / 日、4 週間
  • 状態が有意に改善、サプリメント摂取後 3 ヶ月後も効果が見られた
商品のプロモーション
アイルランド
  • 臨床試験
  • 24 名の被験者
  • 200 mg / 日、4 週間
  • H.ピロリ感染量を減らし、腹部の症状の改善
投稿作業中
ロシア
  • 臨床試験
  • 30 名の被験者
  • 200 mg / 日、4 週間
  • 統計的有意に H. ピロリを減少
  • 25 % の被験者で炎症の程度が減少
  • 消化不良の症状にポジティブな動き
Bordin et al., 2015 掲載済
  • 臨床試験
  • 49 名の 9 ~ 17 歳の子供
  • 200 mg / 日、4 週間
  • 50% の被験者で根絶、抗生物質と使用すると60% の被験者で根絶して、症状が改善し副作用も少なかった
Paralova et al., 2015
  • 60 名の被験者
  • 2 × 200 mg / 日の摂取有り無しで、根絶セラピー
  • Pylopass™ が根絶セラピーに加えられると、QOL(生活の質)の指標が上がった
  • Pylopass™ を摂取していると根絶率が 10 % 高かった
Uspensky et al., 2016 掲載済

効果と安全性は、様々な国の様々な試験で確認されている

  • H. ピロリ量が全ての試験で減っている
  • 根絶(被験者の 10 ~ 50 %)
  • 症状の改善

Pylopass™ の商品応用例

Pylopass™ 素材研究者のご紹介