酵母ペプチド DNF-10™

酵母の力を生かした新世代ダイエット素材

酵母ペプチド DNF-10™ とは

酵母ペプチド DNF-10™ は、パンや清酒製造で使用される酵母( Saccaromyces cerevisiae )をプロテアーゼ処理し、平均分子量 10,000 以下の食欲抑制及び脂質合成抑制に関わる低分子ペプチドを規格した新世代ダイエット素材です。 本素材は、韓国高麗大学ソ・ヒョンジュ教授によって開発されたもので、本素材に関する研究論文も多数執筆されております。

作用メカニズム

食欲抑制効果

酵母ペプチド DNF-10™ をマウスに腹腔内注射で単回摂取させると、血中の食欲抑制因子“レプチン”が増加し、食欲増進因子“グレリン”が有意に減少しました。

食欲抑制因子“レプチン”

食欲増進因子“グレリン”

脂質合成抑制効果

酵母ペプチド DNF-10™ をマウスに 5 週間摂取させ、脂肪合成に関与する G6PD 及び ME の肝臓中の酵素活性を調べたところ、G6PD は減少傾向があり、ME は有意に減少しました。

G6PD

※G6PD(グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ)

ME

※ME(リンゴ酸酵素)

ヒト臨床試験 Ⅰ

30 ~ 55 歳までの日本人女性 21 人( BMI ≥ 25 )を下記 2 群に分けて酵母ペプチド DNF-10™ 配合クッキーを 1 日 1 個、4 週間摂取してもらいました。

その結果、摂取前後で摂取カロリーが 250 mg / 日群、1,000 mg / 日群両群で有意に低下しました。 また、どちらの群も約半数ぐらいの被験者が間食回数が減り、食欲をあまり感じなくなったと回答しました。

摂取カロリーの変化

間食回数の変化

ヒト臨床試験 Ⅱ

20 ~ 50 歳までの肥満の男女( BMI ≥ 25 )を下記 2 群に分けて 10 週間試験を行いました。

その結果、DNF-10™ 群の体重及び摂取カロリーは、それぞれ 2 週目、6 週目からプラセボ群に比べて有意に減少しました。一方、除脂肪体重は、DNF-10™ 群とプラセボ群で差がなかったことから、DNF-10™ は、基礎代謝を変えないリバウンドが起こりにくいダイエットであることも確認されました。更に、DNF-10™ 群の腹部脂肪(内臓脂肪 + 皮下脂肪)を調べてみると、特に皮下脂肪の減少に顕著な効果がみられました。

体重の変化

DNF-10™ 群の体重減少は 10 週目で平均 2.6 kg で、男性では 2.9 kg、女性では 2.3 kg 減少した。 ※初期値( 0 週目)に対する有意差 **p < 0.01、***p < 0.001、群間での有意差 **p < 0.01、***p < 0.001

除脂肪体重の変化

DNF-10™ 群は 10 週間持続的に体重と体脂肪の減少を見せたにもかかわらず、プラセボ群に比べて除脂肪体重量の減少は類似していて、2 群間の有意な差は見られなかった。

摂取カロリーの変化

DNF-10™ 群の摂取カロリーの減少量は 10 週目で平均 392 kcal / 日となり、男性は 376 kcal / 日、女性は 405 kcal / 日減少した。※初期値( 0 週目)に対する有意差 **p < 0.01、***p < 0.001、群間での有意差 *p < 0.05、**p < 0.01

腹部脂肪面積の変化

DNF-10™ 群の CT 撮影腹部脂肪指標は、平均で腹部全体脂肪断面積で17.3 cm2、腹部皮下脂肪断面積で 16.7 cm2 減少した。※プラセボ群に対する有意差 **p < 0.01

製品規格

酵母ペプチド DNF-10™

項目規格
外観性状淡黄色 ~ 褐色の粉末
水分8 % 以下
タンパク質含量40 % 以上
平均分子量10,000以下
Pb3 ppm 以下
As2 ppm 以下
一般生菌数1,000 個 / g 以下
大腸菌群陰性
推奨摂取量250 ~ 1,000 mg / 日

製品情報

アレルギー表示非該当
遺伝子組み換え遺伝子組み換えでない
動物由来原料非該当
原料表示例酵母ペプチド、酵母抽出物
◆包装:
内容量 1 kg ~
◆包装形態:
内容量に応じて(アルミ袋、カートンボックス)
◆保管方法:
冷暗所、湿度の低いところで保管して下さい。
◆品質保証期間:
製造後 3 年(ただし、未開封の状態)
◆品質管理:
ロット毎に製品検査